2018年05月27日

『キルラキル』感想+yubit講演会やります

「リズと青い鳥」強化月間の息抜きに。
Fordです。

過呼吸にはならないんですが、毎回みぞおちが痛くなりますね…


■『キルラキル』感想(ネタバレあり)

今期アニメに完全に乗り遅れてしまったので、「なんかアマゾンプライムで強いアニメないですか」と知人に訊いてみたところ、複数名から『キルラキル』を勧められたので見てみました。
(その前に推薦する声があった今期アニメ『ヒナまつり』は1話の4分12秒時点で断念)
いやー面白かったです。自分は作品の難しいことがよく分からないので、まず画面が飽きないことがポイント高かった。『宇宙よりも遠い場所』なんかと同じく、情報量多めで遊び心に溢れた感じですね。
このところしばらく女子高生が葛藤する作品ばかり見ていたので、こういったバトルものに順応できるか非常に心配だったのですが、そんな気持ちを吹き飛ばすくらいキャラクターにもストーリーにも音楽や演出にも魅力があって一気に見られました。というかキルラキルも女子高生が葛藤する作品でした。
きわめて個人的な話ですが、まずキャラクターのテーマカラーが黒と赤だと無条件で格好良くて加点してしまうんですよね。つまり纏流子が大好き。彼女が大暴れしてるだけで楽しい。「なんだかよくわからないけど反体制の象徴」みたいな纏流子が、「なんだかよくわからないが圧倒的な体制側」の鬼龍院皐月と出会うところから始まって、秩序と混沌、体制と反体制という構図はずっと維持されつつ、出し惜しみすることなく次々に入れ替わり立ち替わりながらストーリーが進んでいくのも爽快でしたね。
アウトローの流子と生徒会長の皐月(および学校)の対立から始まり、それを学生という体制側から破壊しようとして(なの理不尽な『ノー遅刻デー』を守るため頑張る4話が好きです)、と思ったら学校の外には世界的企業という更に圧倒的な秩序があり、更には陰謀論の如き宇宙人のシステムがあり……という事情が分かったところで、学校側が体制の破壊者に回ったり、反体制にあって反体制の抑止を行うモヒカンが出てきたり、更には流子が体制側に取り込まれたりと、ポジションの逆転がものすごい勢いで繰り広げられていく。現在の関係性を端的に示してくれる表現(なんだかよくわからない揚げ物×執事のお茶で食事するシーンとか)も多くてわかりやすかったです。3話の時点で流子と皐月が張り合えるようになってしまって、まさかあと21話を雑魚戦で繋ぐのか!?と危惧してたら、もっと大きい枠組みで盛り上げる形でした。
10話以上一気に見たせいで集中力切れもあり、終盤だんだん敵が本当によく分からなくなってきてしまって、人間であるはずの鬼龍院羅暁に個人的な目的が見えなかったのがちょっと引っかかった(体制側のトップなので個人が無いと言えばまあ?)んですが、そんな小さい悩みを忘れて鑑賞できるほどBGMや声の演技、そして台詞回しのパワーが凄かった。
特に台詞回しは非常に気に入ってます。「これ以上脱ぐものはないが、無い袖を振るのもヌーディストだ」とか、ストーリー上は筋が通っているものの、わけがわからなくて最高ですね。マコのギャグパートも味があるメタ発言で、メタ視点に誘導してくれたおかげで最終盤でも熱さ・シュールな笑いを両立して視聴できた感があります。調べたら脚本の中島かずきさん、劇団☆新感線の座付作家なんですね……物凄く納得してしまった。
これは完全に自分個人の問題なんですけど、いわゆる(僕の周囲だけでいわゆっている)うおお系というか、無我夢中で熱くなる!みたいなことは、もう出来なくなくなってしまったなと痛感する鑑賞体験でした。だらだらと述べてきた通り、それを差し置いても楽しめる要素が非常に多く、見てよかった作品でした。
あと、6話まで見たところで市場調査の使命感に駆られて薄い本の探索をしてしまい、血縁関係にかかるネタバレを踏んでしまったのが悔やまれますね。次にアニメ見るときは薄い本とウィキペディアは最後まで控えることにします。


■yubit映研オープン企画 「LWのサイゼリヤ」特別講義(仮)
7/21(土)池袋近郊で、「LWのサイゼリヤ」でおなじみのLWさんを中心とした面々で講演会を開きます。
↓仮告知はこちら↓
https://twitter.com/fofoford/status/1000711868053258240

前々から、映研以外のメンバー呼んで鑑賞会やりたいねという話や、LWさんを椅子に縛り付けて映研推し作品を見せたい(基本的に好みが合わない)という話はしていたんですが、ちょっと違う角度でオープン企画が実現しました。
LWさんのプレゼンを中心に、LWさん以外のTCGプレイヤーや映研部の紹介、参考映像の鑑賞なんかもできたらなと。自分はプレゼンへったくそなのでおそらく何も喋らず裏方に回るものの、ある意味で今年の納涼祭の代わりにアウトプット?する部分が有るような無いような。
時間配分的にも、「LWのサイゼリヤ」読者がメインターゲットになるかとは思いますが、映研や講演者に誰かしら知っている人がいるのならたぶん楽しめるのではないかと思います。
どうぞお気軽にご参加下さい。正式告知はtwiplaにて後日!
posted by Ford at 23:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする